先日チェネレントラのゲネプロを見に行ってきました。
（女性合唱はこの作品の中にないので、今回は観客側です）
控えめに言って・・・・最高です （笑） 演出家のローランペリ・・素晴らしい。ローランペリの演出って、現代的なのにわかりやすいんですよね。
ほら、現代的すぎて訳がわからないオペラって沢山あるじゃないですか（捻りすぎて、『それ口頭で説明しないとお客さん訳わかりませんけど？』って突っ込みたくなる演出って沢山あるんですよ。本人にはとてもロジックなんだろうけど、初めて来るお客様にも満足していただかないといけない商売だと思うので、あんまり捻りすぎると、なんのこっちゃわからないんですよね。← ま、出てる方も訳わからず演技してる時あるんですけど。歌詞と演技が噛み合ってないとかね・・・）。
でも、ローランペリの演出って新しいのに、分かりやすく、カラフルで・・そういうところがとても好きです。
ネタバレの事話すと → 最後のメゾの有名なアリアってよく豪華なドレス来て歌われることが多いと思うんですけど（シンデレラの変身）、今回掃除婦姿のままだったんです。舞踏会に行く時はドレスですけど、最後また掃除婦姿に戻ったんです。
アリアが始まった時、『あれ？ドレス着ないのかな』って残念に思ったんですけど、すぐに 『ああ、演出家の中で ’’美しさ’’とは綺麗なドレス着て、宝石つける事ではなくて、そのままの自分でいる事なんだなぁ・・・そういうメッセージを伝えたかったのかな・・』と思うと、鳥肌立っちゃって！！！
ジュネーブ近郊にお住まいの方は、こちらからチケット購入できます。
https://billetterie.gtg.ch/selection/event/seat?perfId=1598459617&productId=1597194466
DISTRIBUTION
Direction musicale Antonino Fogliani
Mise en scène et costumes Laurent Pelly
Collaborateur aux costumes Jean-Jacques Delmotte
Scénographie Chantal Thomas
Lumières Duane Schuler
Direction des chœurs Alan Woodbridge
Angelina Anna Goryachova
Don Ramiro Edgardo Rocha
Dandini Simone Del Savio
Don Magnifico Carlo Lepore
Clorinda Marie Lys
Tisbe Elena Guseva
Alidoro Simone Alberghini
