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アンナボレーナ

只今ジュネーブ大歌劇場ではドニゼッティ作曲のオペラ アンナボレーナを上演しています。 アンナボレーナは16世紀イングランドを治めるヘンリー8世の2番目の妻、アンブーリンの実際のお話に基づいて描かれたオペラで、ドニゼッティは『女王3部作』として、アンナボレーナ、マリアストゥアルダ(メアリー スチュアート)、ロベルトデグリューを作曲しています。 カトリックでは離婚が認められておらず、ヘンリー王はアンと結婚したいがために宗教改革までして結婚したのに、最後は結局アンに死刑宣告を言い渡すというお話が、実際にあったのですから・・怖いものです。   3部作の繋がりがどういう感じかというと、アンブーリンの娘がエリザベス1世、エリザベスはメアリーを処刑し、ロベルトはエリザベスに好意を寄せられ・・・と言うように、別々のオペラとはいえ、中はエリザベスを中心に人間関係が複雑に絡み合っています。     最近現代的な演出が多いなか、今回の演出はクラシカル✖️モダンの要素が混ざっていて、とても美しいです。 演出家のマリアムクレモンさんの私服もとてもおしゃれだったので、本人のセンスが演出にも反映されていて素敵! 実は今回と同じメンバーで、3部作を来年、再来年とかけて公演する予定です。 なので、マリアムさんの他2作の演出もとても楽しみです!!  …